日本代表の岡田武史監督(53)の去就問題で、日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)、原博実技術委員長(51)が15日にも緊急会談を行うことが分かった。その席に岡田監督を呼んで今後について話し合うもようだ。日本代表は14日の東アジア選手権で韓国代表に1―3で敗戦。過去最低の3位に終わるなど、チーム立て直しが急務となっている。6月11日のW杯南アフリカ大会開幕まで116日。ついに協会トップが動きだす。
ブーイングだけでは我慢しきれなくなったサポーターから、痛烈なメッセージが岡田監督に送られた。「岡チャン不合格 決断セヨ サッカー協会」。スタンドに広がった解任要求の横断幕。試合後のフラッシュインタビューを一度拒否した岡田監督は、厳しい表情でピッチを後にした。
前半23分に先制しながら、宿命のライバル韓国に圧倒され無残な逆転負け。08年8月20日のウルグアイ戦(1―3)以来となるホームでの黒星。東アジア選手権過去最低順位となる3位に終わったことで、日本協会首脳も慌ただしく動きだした。原技術委員長は「明日(15日)会長のスケジュールも空いているので、会長と話します」と緊急トップ会談を行うことを明かし、岡田監督の出席についても「来るかもしれない」と3者会談となる可能性も示唆した。原委員長は内容については明かさなかったが、日本代表の今後が議題になるのは間違いない。
犬飼会長は「(監督は)代えない方がいいと思っている。3年積み上げてきて、4カ月前に新しい人になるのはリスクが大きすぎる。W杯まで交代するつもりはない」とひとまず解任を否定したが、会談では岡田監督の進退にまで話が及ぶことも十分考えられる。
さらに話し合いは3者会談だけでは終わらない。犬飼会長は「岡田監督、コーチ陣全員と話をします。われわれが思ったことと(岡田監督が)何をやろうとしているのかもう一度確認したい」と近日中に日本代表スタッフ全員から“事情聴取”することを明らかにした。また、新たなコーチの招へいに関しては「分からない」と含みを残した。ヘッドコーチ格を新たに入閣させてテコ入れする可能性もある。
岡田監督は「ホームで勝てなかったことは本当に申し訳なく思っている。何を言っても言い訳になるが、批判は甘んじて受ける」と謝罪した。その上で自身の去就に関しては、「進退は契約上、勝とうが負けようが協会にある。そのために会長や技術委員長が見ている。選手がついてきてくれる限り、投げ出すつもりはない」と日本協会に託す意向を示した。
W杯で掲げる目標はベスト4だが、東アジア選手権3位ではその可能性は見えない。「ここで足踏みをするわけにはいかない。前に進まないといけない。選手たちを大きく入れ替えるとかマジックはない。今のメンバーに海外組を入れれば、前に進めると思っている」とあくまでも前を向いた岡田監督だが、方針の転換を迫られている。
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posted by labyrinth at 08:00|
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