大飛躍が続出した前日の予選からゲートが8段も下がった。予選より4メートル低く、助走速度も平均で約3キロも遅い。多くの選手が手を焼き、葛西も例外ではなかった。「焦りと力みがあった」という1回目は、K点に届かない121.5メートルで21位に終わった。
アマンが1回目に144メートルも飛んだため、2回目はさらに50センチゲートが下がり、難易度が増した。こうなると逆に、思い切り飛ぶだけだと割り切れた。「余裕があった」と葛西。目線の位置とタイミングに最大限の注意を払って飛び出し、2回目は135メートルをマークして入賞圏内に飛び込んだ。もっとも1回目に同様の飛躍をしていればメダル争いに絡めた可能性もあっただけに、葛西は「これを2本出したかった」と残念がった。
葛西の8位入賞で、日本が92年アルベールビル五輪から5大会続けてきたラージヒルの連続入賞を「6」に伸ばすことができた。斉藤智治監督は「紀明が最低限の仕事をしてくれた」と、胸をなで下ろす。しかし、他の3人は惨敗だ。安定感が売りの伊東大貴(雪印)は1回目に117メートルしか飛べず、30位タイのぎりぎりで通過。2回目も128.5メートルにとどまった。五輪初出場の竹内択(北野建設)と栃本翔平(雪印)は「飛んだことがない」という低いゲート設定の前にあえなく散った。
最後の団体戦は2日後。カリ・ユリアンティラ・ヘッドコーチは「短いが時間はある」と話す。団体戦はエース一人だけでは勝てない総力戦。巻き返しを図れるか。【立松敏幸】
■前日予想もわずか10秒!12年連続「完全プラス収支」の金字塔「ボルトアクション馬券術」
■ 最短でカッコイイBODYに【腹割BODYデザイン法】
■ 初回限定!毎月10万円の安定的なネット収入を作る『アフィリエイトシークレット』
■ 発毛進化論―自宅で出来る発毛セルフケア
■ SEO対策最終兵器∇サーチエンジン・リンク集・モバイルリンク一括登録29350件トランスフォームDX1.1サーチエンジン緊急追加9000件強!!モバイル対応最終型完全合