【エンゼルス4−2ドジャース】完全復活へ、充実の一歩を踏み出した。エンゼルス・松井秀喜外野手(35)が22日(日本時間23日)、ドジャース戦に「4番・左翼」として出場。実戦では08年6月15日アストロズ戦以来645日ぶりとなる外野守備に就いた。結果、守備機会は一度もなかったがカバーの動きなどに松井本人、首脳陣とも手応えをつかんだ。シーズンでの本格的な守備復帰へ、今後もテストを重ねていく。
軽い足取りで守備位置に就くと、緑の芝生を両足でしっかりと踏みしめた。1球ごとに左右へ細かくステップも踏んだ。松井が守った4回まで打者16人。9ポジションで左翼だけ打球が飛んでこない皮肉な結果には苦笑いしたが収穫は多かった。
「やっぱり、これが普通だったんだなという感じがした」
打って走って、そして守って。そのリズムが懐かしかった。約2年ぶりの守備。試合後は「645日ぶり?よく数えましたね。打球は飛んで来なかったけど守備ができてよかった」とうれしそうに話して「1球1球、ちゃんと集中してボールを追うことを考えた」。打球の処理こそなかったが、内野ゴロのカバーだけでなく、右方向の打球にもしっかり反応した。
バックネット裏で視察した他球団スコアラーは「逆方向でもスタートを切り、守備位置で何度もストレッチをするあたり、いかにもきちんと準備する松井らしい」と復調ぶりをしっかりチェック。ソーシア監督は「4イニング立っていただけだな」と冗談めかしながらも「経験豊富だし、健康ならいい外野手」とあらためて評価した。試合後のひざは問題ないそうで、近日中に再び外野守備を試す。開幕はDHで迎えることが濃厚だが、完全復活の日は近い。
オフにFAとなり「守りながらプレーした方が試合に入りやすい」という考えと、DH専任では出場機会が限られることから、DH兼外野手としての扱いを求めて交渉。DH専任を主張するヤ軍ではなく、守備への挑戦を後押ししたエ軍入りを決断した。守備復帰への鍵を握る両ひざには細心の神経を配る。物を落とした際も片足に体重を掛けて曲げず、腰全体を落として拾う。椅子に座っていても「暇さえあればやっている」と足を地面と平行に伸ばし、周辺の筋肉を鍛えてきた。
打席でも初回に先制中前打とこちらも復調気配。ニューヨークの自宅に保管してある昨季バージョンのグラブは一度も試合で使えず「寝ているよ」。新しい相棒には、そんな悔しい思いをさせないためにも一歩一歩段階を踏んでいく。
<退いたら飛んできた>松井が守備に就いた4回終了まで計16人の打者が打席に立ったが、左翼に1度も打球は飛んでこなかった。他8人の守備位置には1本以上の打球が飛んだ。ただ、松井が退いた直後の5回は左越え二塁打、左犠飛と左翼への打球が続いた。
<名手ハンター、安心サポート>守備復帰戦で「不安もある」と話していた松井をアシストしたのが、9年連続ゴールドグラブ賞の中堅手ハンターだ。練習中に話し合い「自分が動いた方に歩数だけ同じように動いてほしい。右に5歩なら一緒に5歩」と要望。さりげなく誘導して守備位置をコントロールした。またわずかながら普段よりも左翼寄りに位置取りして「しばらく外野を守っていないからね。今は(右翼の)アブレイユの方が守備範囲が広いから」と安心感を与えた。3番打者としても初回に二塁打を放ち、松井の中前打で生還したチームリーダー。攻守で赤ゴジラと絶妙のコンビネーションを見せている。
<トーリ監督、守備復帰に笑顔>松井は交代後、クラブハウスへ引き揚げる際にヤンキース時代の恩師であるドジャースのトーリ監督と談笑。「わざと左翼に打たないように言ってくれたのか」と聞く教え子に「そうだ。でもシーズン中は左翼を狙わせるよ」と応酬した。ヤ軍時代は松井の堅実な守備を買っていた同監督は「守備をしようと思うくらい状態がいいことがうれしい。練習でも守っているだろうし、心配していない」と温かく見守っていた。
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posted by labyrinth at 07:01|
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