明治チョコレート・カップ最終日(11日・北海道札幌国際CC=6480ヤード、パー72)単独首位から出た不動裕理(33)が最終18番のバーディーで、イ・ジウ(24)=韓国=とのマッチレースを1打差で制し、通算12アンダーで通算48勝目を挙げた。海外勢の活躍が目立つ中、日本人選手では今季2勝目に一番乗り。4年3カ月ぶりに“指定席”の賞金ランク1位に浮上し、完全復活を印象づけた。
あの強い不動が、これまで見せたことのない、照れ気味のガッツポーズとともに帰ってきた。
通算11アンダーでイ・ジウに追いつかれて迎えた18番グリーン。7メートルのバーディーパットを、曲がれ! と左足を上げてボールを見送る。そんな思いを乗せて大きく右に曲がったボールは、奥の縁から回り込むように転がり込んだ。冷静な勝ちっぷりで知られた不動がその瞬間、右拳を突き上げた。
「それまでは冷静にプレーできていたけど、最後のパットは右手が挙がるし、ちょっと興奮していましたね。きっと思ったより欲深い人間なんでしょう」
積み重ねた48個の勝ち星の中でも、「記憶にない」という“劇勝”に、照れ混じりの笑いが止まらない。
「(未勝利だった)ここ1〜2年は以前とコースセッティングが違う。その楽しみ方(攻略法)がやっとわかり、結果が出るようになった」。自信にみなぎった顔で復調の原因を明かした。
選手のレベルアップに合わせ、国内女子も、ピンがグリーンの端や傾斜などの厳しい場所に切られるようになっている。それまで「ピン狙い」で黄金期を築いてきた不動の流儀はリスクが大きくなり、勝つための最善策ではなくなっていた。
「今はピン横1〜2メートルよりも、ピン手前3〜4メートルの方がいいと思える」
技術はいまも他の追随を許さず、戦略のバージョンアップ成功は“第2次黄金期”への手応えに直結してくる。
00−05年の賞金女王は4年3カ月ぶりに賞金ランク首位に立った。「今年はメジャーを1つは勝ちたい」。残り3戦ある国内メジャー勝利で、完全復活を宣言する。
★不動で勝ち越し
今季17戦目の今大会で、全34戦の国内女子ツアーはちょうど前半戦を終了。韓国など海外選手の活躍が目立つ中、日本勢の戦績は「9勝8敗」となり、イ・ジウに競り勝った不動の優勝は“勝ち越し”を決める大きな1勝でもあった。ただ、17戦終了時点での外国勢8勝は年間12勝を許した96年と並ぶペース。過去最多の外国勢優勝数は、ト阿玉ら=台湾=が活躍した92年の年間14勝。
★13歳に“金言”
同じ週に行われたステップアップツアー「ANAプリンセスカップ」を、アマチュアの高橋恵(13)=長野・佐久長聖中2年、写真=が史上最年少で制したことについて、不動は「実力の世界なので年齢とかは関係ない」と驚いた表情をみじんも見せなかった。ただ、高卒後の19歳でプロ転向した自身の経験を踏まえ、「まだ中学生なのでゴルフだけじゃなく、いろんなことを見たり、勉強したりして、広い視野を持つことの方が大切。それが将来のゴルフに生きてくる」とアドバイスを送った。
■
前日予想もわずか10秒!12年連続「完全プラス収支」の金字塔「ボルトアクション馬券術」■
最短でカッコイイBODYに【腹割BODYデザイン法】■
初回限定!毎月10万円の安定的なネット収入を作る『アフィリエイトシークレット』■
発毛進化論―自宅で出来る発毛セルフケア■
SEO対策最終兵器∇サーチエンジン・リンク集・モバイルリンク一括登録29350件トランスフォームDX1.1サーチエンジン緊急追加9000件強!!モバイル対応最終型完全合■
青田典子の【ビューティブル・ダイエット】■
楽天1位のダイエット茶 最強セット 十宝温美茶に黒の奇跡がおまけでつきます!■
聴くだけで、勉強、仕事に集中できる「脳内アップデート」
posted by labyrinth at 11:00|
Comment(0)
|
スポーツニュース
|

|