【セントアンドルーズ(英国)和田崇】男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権は16日、当地のオールドコース(7305ヤード、パー72)で予選の第2ラウンドを行ったが、強風のため約1時間の中断があり、全員がホールアウトできず日没サスペンデッドとなった。全英での強風による競技中断は異例。17日は第2ラウンドの残りと、決勝の第3ラウンドを行う。
初日4アンダー68の17位と好発進した18歳の石川遼は、3バーディー、4ボギーの73と踏ん張り、通算3アンダー。2度目の挑戦で全英初の予選突破を決めた。谷口徹は2バーディーの70で回り、通算4アンダーでタイガー・ウッズ(米国)らと並んだ。ホールアウトした中では、初日2位のルイ・オイストハイセン(南アフリカ)が通算12アンダーで暫定首位。
他の日本勢では、宮瀬博文が2オーバーでホールアウトし、70位タイまでが進む決勝ラウンドに望みをつないだ。小田龍一が4オーバー、小田孔明、藤田寛之、池田勇太は6オーバー、薗田峻輔が8オーバー、宮本勝昌は9オーバーで競技を終え、予選通過は絶望的となった。
◇強風に耐え「我慢」
グリーン上のボールが転がり出すほどの強風。全英特有の厳しい自然条件に、石川は耐え続けた。
1番ホール。1打目をフェアウエーに運んだ直後、突然のサイレンが競技中断を告げた。ほぼ無風だった前日から一転、警戒していた風の洗礼。約1時間待たされた後のプレー再開にも、集中力は途切れなかった。5番アイアンで第2打をピン奥3メートルに寄せてバーディー。好発進にも「なるべく心に波を立てないようにした」。
強風の中、持ち球の「ストレートボールで攻める」ことで、普段通りのプレーを心がけた。ショットごとに10分以上も待たされるスローペースにも、「より(ショットの)イメージが鮮明にできて、苦にならなかった」という。初出場した昨年、2日目の後半に崩れて予選落ちした苦い経験を生かし、「いつボギーが出てもおかしくない状況で、踏み間違えずに歩いていけたと思う。よく我慢できた」と振り返った。
7時間余りに及んだラウンドの最後に、感動が待っていた。最終ホール。同組で回ったワトソンが「聖地」での全英に別れを告げた場面。「思わず涙ぐんでしまった。歴史的瞬間に立ち会えたことは幸運だった」。そのワトソンから「君は素晴らしいゴルファーだ」と声をかけられた。
「勝負はこれから。今の順位をどうやって上げていくか」と意気込む決勝ラウンド。最終日に順位を下げた全米オープンの悔しさを忘れていない。【和田崇】
◇ワトソンに大歓声
○…過去5度の全英優勝を誇るワトソンが、セントアンドルーズに別れを告げた。「聖地」で全英が開催されるのは5年に1度。大会創設150周年の記念大会となる今回を、最後の舞台と決めていた。最終18番。かつてニクラスらも引退時に記念撮影したフェアウエーにかかる石橋の上で大歓声に応えると、約40ヤードの第2打をパターでピタリ。バーディーで有終の美を飾った。「ここ(セントアンドルーズ)では勝てなかったが後悔はしていない。チャンスを生かせなかったのは自分だからね」。60歳ながら、その強さは健在。通算4オーバーで予選通過は絶望的となったが「これが最後の全英ってわけじゃない」と勝負師の顔をのぞかせ、コースを去った。
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posted by labyrinth at 15:00|
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